毎日新聞福井版の2016年11月24日、リレー・エッセイ「へしこ」に載せた、僕のエッセイ「ネット爺さん奮戦記」を転載する。
1部、編集局の配慮で伏せたブログ会社名など、復活してある。字数の制限があり、しまいを端折ったのが残念である。
ネット爺さん奮戦記
新サスケ
僕は詩を書き発表しながら、同人歌誌「地楡(われもこう)」(足立尚計氏・代表)で短歌の世界に導かれ、1993年、43歳の時に結社誌「コスモス」に参加した。数年が過ぎ、結社内の季刊同人歌誌「棧橋」に申し込んで同人となった(後に退会)。
「棧橋」同人の先輩たちがブログやホームページを設けて活躍しているのを見て、僕もブログを持ちたくなった。それで県内のインターネットサービス会社が運営する、「ミテログ」を利用して始めてみた。他のブログサービスを知らず、大手のブログサービスには解説書のあることも知らなかった。
サイト内にあった説明を頼りに、2007年4月4日に最初の記事を書いた。ブログ名は「サスケの本棚」とした。字は小さく、著作権や肖像権に厳しいことも知らなかった。
リンク集、アクセスカウンター、ブログランキング・バナーなどを付け加え、次第に形を整えていった。しかし容量が2ギガバイトだったので、10年目に入って記事更新が3,000回を越えると、動きが悪くなったようだ。またサイト内検索がない、予約投稿が出来ないなどの不便も目立った。カウンターは14万アクセスを超えたけれども。
それで2016年9月初めに大手ブログ、「ライブドア・ブログ」に移り、「風の庫(かぜのくら)」と称した。記事更新もアクセス数も順調のようである。最近のマニュアル本も読んだ。
短歌、詩の作品をネットで発表するため、別の大手ブログ「アメブロ」に「新サスケと短歌と詩」を設け、共にほぼ日刊で更新している。ブログへのアクセス数を増やすため、本に勧められるなどして、ツイッターとフェイスブックを始めた。今はそれら自体を楽しんでいる。(以上です)。
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