僕が関わった同人詩誌「群青」第14号(2009年2月25日・刊)より、旧・エッセイ「デジタリアンもどき」を転載する。10年前の事なのに、デジタルの進歩は速く、隔世の感がある。
デジタリアンもどき
新サスケ
ベジタリアンをもじって、ジベタリアン、デジタリアンという言葉が生まれた。
ベジタリアンは、菜食主義者という意味である。ジベタリアンとは、コンビニ等の前の地べたに座って、雑談したりものを食べたりしている高校生等を指している。デジタリアンとは、デジタル機器をうまく操作できる人を指す。
僕は、デジタル機器をうまくは操作できないけれども、しばしば関わっているので、僕とデジタル機器の経過を語ってみたい。
僕が初めて就職した税理士事務所では、算盤による計算と転記の連続だった。半年くらい経ってか、電卓が発売された。大型で高価だったけれど、私費購入した。まだ足し算引き算は算盤のほうが速いということで使ったけれども、掛け算割り算(減価償却の計算など)は、一発で答えの出る電卓が便利だった。
次は、ワープロだろうか。機能によるのか、僕の無知によるのか、文章の清書くらいにしか使えなかった。しかも僕が小説を入力し始めて、10枚くらいで故障して、その小説も頓挫したことだった。
携帯電話機(略してケイタイ)は、最初は無料とか、図書券付きで配布され、僕も入手し、今もって同じケイタイ会社のものを使っている。3台目か4台目か、今の僕のケイタイは、ネットもテレビも使えるスグレモノ(?)である。
パソコンは他の家庭よりかなり遅れてだろう、なんとか機会があってノートパソコンを購入し、ネットも繋いだ。メールグループによる通信、ネット古書店よりの購入、ゲーム・ソフトなどに使った。
今は2台目のパソコンを使っている。性能が高く安価ということで、デスクトップ型である。これまでの使い方に、ブログを始めて充実させるとか、ネットバンクを使うなど、新しい使い方も用いている。
ポケットタイプのデジカメを買ったので、ブログへの写真アップなどに便利である。
0コメント